アーカイブ

sample-location2-013.jpg

サンドブラスト町屋教室
東京都荒川区荒川7-20-1
イーストヒル町屋はいから館209
TEL:03-3802-5556

instructor.jpg 中川明彦 43歳
玉川大学文学部卒業、商社、外資系メーカーを経て充電中にサンドブラストと出会う。開業14年目

下の画面をクリックすると削っている様子が見られます。
QRコード

HOME > 【サンドブラスト町屋教室ブログ】 > アーカイブ > 作品 生徒さんの最近のブログ記事

【サンドブラスト町屋教室ブログ】 作品 生徒さんの最近のブログ記事

乳白色の四角花瓶

yamanaka last.JPG写真の花瓶は数年前まで生徒さんだった、故・山中加代子さんが制作途中だった物です。ずっと教室に置いてあったのを私が完成させました。乳白色の表面に牡丹の絵柄を入れて立体的に仕上げています。削った濃紺の部分とのコントラストが鮮やかです。

山中さんが悪性リンパ腫で亡くなったのが4年前、生徒さんとしては7年くらい通って頂きましたでしょうか?私たち夫婦の結婚式にも出席頂いたり、妻を仲の良い生徒さんたちと共に日帰り旅行へも誘って頂きました。若いときにご主人を亡くされてからは家業を継いでご苦労され、やっと子育ても終わってガラスを趣味で楽しまれていた時期でした。どうしてあんな明るい面倒見のいい方が早くに逝ってしまうのか!?・・・人生の悲哀を感じざるを得ませんでした。

最後に交わした会話を覚えています。「先生悪いねー、車椅子じゃないと行けないから・・・」。抗がん剤の影響からか、ろれつが回らない感じでした。作品展のご案内を出したところ、ご自分で電話をかけてきてくれたのです。そして、その年の冬、亡くなられたのでした。私と共同制作となったこの花瓶は9月に開催される生徒作品展に展示されます。


愛犬を彫刻

chao mae.JPG         chao ato.JPG
この夏休み中はかなりの人数の小学生が自由研究の宿題で体験に来られています。絵柄はこちらで用意した物を使う子が多いですが、手描きで好きな絵を描きたいという子もいます。今回、自分の飼っているワンちゃんを全くオリジナルで描いてきた女の子がいたので紹介します。

写真は幕張からやってきた小学5年のリコちゃんとプードルの愛犬チャオ(メス)ちゃんです。削る前の状態と完成品です。マンガのキャラクター等を写すのと違って実物を絵にすることは意外と難しいものです。どうしても大好きなチャオを入れたかったみたいでしっかり準備をしてきました。とてもかわいらしくできましたね。

あいにくカメラを持って来られなかったので、ブログのネタに写真を撮らせてもらいました。見てくれましたでしょうか?いい思い出になったら幸いです。
 

作品展準備

  sagyo junbi.JPGのサムネール画像今年も9月に生徒作品展があります。この時期になると生徒さんたちは提出する作品の制作に取り掛かります。写真は丁度この日にランプや花瓶を作ることになったOLさんたちです。同じ時間帯に同じ進行ぐらいの生徒さんが居合わすのは珍しいことです。

私も案内状に載せる作品を先行して完成させました。緑の特大大皿で大きさは約40センチもあります。絵柄は松の木に鷹が羽を休めている様子です。かなり層の厚いガラスだったため削るのに時間がかかり、段差をつけるコントロールに苦心しました。内側の普通は削らない面に格子状の線をつける試みを施し和風の趣を出してみました。

夏も本番を向かえ教室ではますます制作活動が本格的になっていきます。作品展が楽しみです。

midoriozara wasi up.JPG        modoriozara.JPG

 


帰国中の体験教室

sibakusa.JPG生徒のSさんの米国に住む娘さん(写真右)がお友達と体験に来られました。アメリカ人のご主人がいらっしゃるそうで久々の日本への里帰りです。この日は10時からの授業でしたが、すでに築地に行った帰りだそうでお土産に卵焼きを頂きました。

お二人ともオールドグラスに男性と女性が鏡の前で身支度をしている絵柄を彫刻しました。お友達は赤の色を全体に残すために柄を削り、お嬢さんは柄を青で残して周りは白くなるまで削りました。裏にはさすが米国帰りを思わせるように英語で何やら文字を入れていました。

以前Sさんがワイングラスを航空便で送ったのですが、見事に粉々に割れていたそうです。それが今回体験に来られる動機付けになったんではと思います。念願の素敵なグラスが自分の手で作れてよかったですね。


海外でもカッティング

yamaguchi glass.JPGサンドブラストはガラスであれば何でも削ることができます。切子に使われる彫刻用の被(き)せガラスが一番ですが、透明なスキガラスも安価なためよく使われます。

写真のピンクのグラスはスキのグラスにピンクの蛍光色が着色されていて、ブラストすると一瞬で色が削られ擦りガラス状になります。

制作者は細かいカットの好きな生徒のYさんです。彼女はユナイテッド航空のキャビンアテンダントで、今回作業はフライト先のタイのバンコクのホテルでしたそうです。約5時間で完成したそうですが政情不安なバンコクでの暇つぶしにはピッタリだったと言っていました。航空会社社員の特権でカッターも持ち込んで世界中を飛び回っています。

恐るべしYさん!


修学旅行生を迎えて

 10.5.25 toubu.JPG      10.5.25 peace.JPG    

今日は元気な中学生が修学旅行で体験にやってきました。

愛知県田原市立東部中学3年の男女6名です。みんな制服姿で結構重たそうなかばんを持っています。聞くところによると品川のホテルにはもっと大きな荷物を置いてきたとのことです。

体験はルリ色か赤色のオールドグラスをやってもらいました。男子はルリ、女子は赤にくっきり分かれました。絵柄は男子は月と星の絵をみんな選び、女子は妖精の柄を多くが選びました。絵柄のカット作業は比較的簡単だったようで名前や日付も入れることができました。

作業中、入れる内容を相談したりお互い写真を撮り合ったりする様子から、よくまとまった仲のよいグループであることがうかがい知れました。受け答えや礼儀もしっかりできていて、とても明るい素直な中学生でした。

こんな子どもたちであれば中学の先生もやってみても楽しいかなと一瞬思ったり、年齢的に自分にもこのくらいの子どもがいてもおかしくはないんだな等と色々考えたのでした。

みなさん、グラス作りはいい思い出になりましたか?残りの貴重な中学生活を精一杯楽しんでくださいね。コメントを頂ければ嬉しいです。


2色のブルー花瓶

kojima small.JPG生徒のKさんが素晴らしい花瓶を完成させました。

花瓶の形としては円筒形のごく普通の物ですが、表面の色は日本古来のルリ(瑠璃)色で削ると鮮やかな青色が出てきます。同系色ですから本来ですと差がつきにくく避けるべき組み合わせです。特に色の違いを段階を経て変える段彫りには不向きかと思われますが、写真のようにきれに色の差が表現できました。

森の中の湖畔に素敵なペンションが建ち馬が放牧され、湖面にはその影が写っています。この絵は輪郭がはっきりしない箇所があり、平面のガラス素材にしか貼りにくいのでこれまで生徒さんで使った人は1、2人しかいないと思います。さすがです。


二つの大花瓶

zou okuyama.JPG         hukuda kabin.JPG

二人の生徒さんが筒型の大きな花瓶を完成させました。

この素材はカリキュラムの最後にこれまで習ったことの集大成として仕上げる物です。早い人で10ヶ月、遅い人では3~4年かかって到達することもあります。要はご本人のペースで全く構わないわけで、こちらとしては最後までずっと続けてくれることがありがたいです。

赤の花瓶には親子の象が彫られています。背景に表面の赤色を敢えて残して絵柄を反転で際立たせています。写真ではわからないですが象の踏みしめている地上部分は削る深さを変えて微妙に立体的になっています。もう少し色を残せていれば効果的だったかもしれません。

青の花瓶はすいせんの花を大胆に配置しました。白の花びらをイメージするためこれも背景に青色を残す反転彫りとしました。絵柄に立体感を出す段彫りは花びら、葉、茎共にほぼ白く色が抜けるまで削って段差をつけました。

カリキュラムが終了すると全くフリーで何を制作してもOKです。興味が尽きるまで続けて頂けば嬉しいです。


60センチのランプ

60rampup.JPG         60ramptall.JPG

ランプ好きのベテランの生徒Kさんが珍しい形の自立型の大型ランプシェードを完成させました。

ランプと言えばきのこ型にしろ、釣り下げ方にしろどこか棚などの上に置くパターンが普通です。今回のはそのまま床に置ける背の高い素敵なランプシェードです。高さが約60センチあります。台はしっかりしており重心が下にあるので床に置いても安心です。

洋室の方が合いそうですが、柄によっては和室でもOKです。床の間なんかよさそうです。写真の絵柄は胡蝶ランです。表面の紫が削られると紺色が表れさらに削ると白の斑点が全体に浮き出てきます。インテリアとしては最高ですね。


手作り角印

hannko.JPG一度作りたいと思っていたのですが、教室の角印をサンドブラストで作ってみました。

まず、マスキングシートに角印の四角の大きさを鉛筆で写します。彫刻する文字内容を決め、文字数を数えて3行に配置を割り振ります。印鑑ですから左右反対に間違えないように文字を考えデザインします。「サンドブラスト町屋教室代表中川明彦之印」と入れてみました。

下書きが終わったら角印の四角面に貼り付け、カッターで文字と四角枠を残して切り取ります。研磨装置でブラストすると約30秒で出来上がりです。側面には持つ指が滑らないための装飾に天使の絵等を彫刻しました。

朱肉をつけて押してみるとなかなかいい出来です。十分実用に耐えそうです。


« ネコ 動物 | メインページ | アーカイブ | 旅行 お出かけ »

このページのトップへ